心と髪を整える匠の技 ~3代目理容師&カーラッピング
- 名前
- 酒井 泰成
- 会社名
- サカイヘアーサロン / en-forme
- キャッチコピー
- 笑顔を育む「スマイルカット」で悩み解決
- 一言
- 29年の経験で培った理容技術と熱い思いで、発達障害のお子さまに寄り添う「スマイルカット」。
どんな方でも笑顔になれるカットと、車を彩るカーラッピングの二刀流。
「心」と「髪」を整える匠の技 - 酒井泰成の世界
3代目の技術と情熱が融合する2つの専門分野
私、酒井泰成は祖母の代から続く理容師の3代目として、29年にわたりお客様の「心」と「髪」を整える仕事に携わってきました。
現在は「サカイヘアーサロン / en-forme(エンフォーム)」として、地域に根ざした理容サービスとカーラッピング事業という2つの専門分野で活動しています。
理容サービス - 一人ひとりに寄り添うカット技術
私たちの理容サービスは単なるヘアカットにとどまりません。
長年の経験と技術を活かし、お客様一人ひとりのニーズに合わせたスタイリングをご提供しています。
特に力を入れているのが「スマイルカット」という活動です。
「スマイルカット」で広がる笑顔の輪
「スマイルカット」とは、発達障害をお持ちのお子さまに特化した理容サービスです。
感覚が敏感だったり、じっと座っていることが難しかったりするお子さまは、一般的な理容室では対応が難しく、断られてしまうことも少なくありません。
そんなお子さまとご家族のために、まずはご自宅への訪問からスタートし、少しずつ慣らしていくことで、最終的には安心してカットが受けられるようサポートしています。
これまで多くのご家族から「酒井さんでなければ困る」という言葉をいただき、その信頼関係こそが私の最大のやりがいとなっています。
カーラッピング - 車を彩るもう一つの「整える」技術
理容の技術とは別に展開しているのが、カーラッピング事業です。
車のボディに特殊フィルムを貼り、色や柄を変える施工を行っています。
「熱処理」という共通点から生まれた技術
「どうして理容師がカーラッピング?」と思われるかもしれませんが、実は共通点があります。
理容ではドライヤーで髪を熱処理してセットする技術が求められますが、カーラッピングも同様にヒートガンでフィルムを熱処理して貼り付けていく技術が必要です。
この「熱を使って整える」という共通点から、理容師の私がカーラッピングの世界へと足を踏み入れました。
当初は自分の車を使ったDIYから始まりましたが、現在は事業としてご自分の車のカラーチェンジしたい方や教習所の教習車など、幅広いお客様からご依頼をいただいています。
単純な色替えだけでなく、特殊なデザインが必要な場合は印刷屋さんと協力して、お客様の理想を実現しています。
心を整える、見た目を整える - 私の仕事の本質
理容もカーラッピングも、「整える」技術という点で共通しています。
髪型を整えることで人の気持ちが明るくなり、車の外観を整えることで乗る人の気分が上がる。
私の仕事の本質は、技術を通じて人の心を明るく整えることだと考えています。
2025年2月に店舗が火災で全焼するという困難に直面しましたが、「一日でも早く再開しよう」という強い思いで前に進んでいます。
現在は訪問サービスを継続しながら、この夏の新店舗オープンに向けて準備を進めています。
火災を乗り越えて ~「必要とされる」喜びが原動力~
祖母から受け継いだ理容の道
幼少期から、「お前は継ぐんやぞ」と祖母に言われ続けてきました。
今思えば、それは呪文のようでしたね。
でも、その呪文が今の私を作ったんだと思います。
高校に通いながら通信制の専門学校でダブルスクールをして、理容の技術を学び始めました。
学校を卒業してすぐに店に入り、20歳で資格を取得。今年で49歳、理容師として29年のキャリアを積んできました。
長時間労働と練習の日々
理容の仕事は本当に時間との戦いでした。
朝8時から始めて、お客様の施術が終わる夜8時頃まで。
そこからさらに自分の技術向上のために練習の時間を取る。
休みの日も講習に行ったり、コンテストに出たり...。
この仕事は技術を身につけるのに、とにかく時間と労力がいるんです。
だから美容師さんの中には、すぐに辞めてしまう方も多いんですよ。
長時間の重労働に耐えられなくなるんでしょうね。
でも私にとっては、その大変さも含めて、この仕事の魅力でした。
「スマイルカット」との出会い
若い頃から障がい者施設には理容にずっと入らせていただいていました。
そして理容師としてキャリアを重ねる中で、ある気づきがありました。
そんなお子さんは普通の理容室では断られることも多く、ご家族は本当に苦労されています。
寝ている間に無理やりカットしたり、家で頑張ってされていたり。
そんな中、京都の美容師さんが行っている「スマイルカット」の活動を知り
「スマイルカット」の活動を始めました。
試練と再出発への決意
今年2025年の2月25日、店舗が火災で全焼するという大きな試練に見舞われました。
今日4月25日でちょうど2か月。
店舗は更地になり、電話もつながらなくなりました。
火災の数日後、スマイルカットのお客様が私の店を訪ねてこられました。
三田からいつも来ていただいているお客様だったのですが、電話が通じないことを気にされながら来店されたそうです。
店の現状をみて絶句されていました。
「でも子どもさんの髪を切ってほしい」とのことでしたので後日、そのお客様のご自宅に伺ってカットさせていただきました。
するとお客様から火災のお見舞いまでいただいて…
「早く再開してください。でないと本当に困ります。」
との言葉に本当に胸が熱くなりました。
新新たな一歩 - アメリカ西海岸のペンション風のヘアサロン
幸い、駐車場部分は無事だったので、そこにユニットハウスを設置して新しい店舗を早急に作る計画です。
ユニットハウスは、コンテナベースですので工期が短く、かつデザインもオシャレなものがあるのです。
これを少し床を上げて、ペンション風のおしゃれな理容室にする予定です。
必要とされる喜びが私の原動力
今振り返ると、火災という大きな試練があったからこそ、自分の仕事の意味を再確認できたと思います。
特に発達障害のお子さんとそのご家族にとって、私のサービスがどれだけ大切なものか、改めて実感しました。
これからも「スマイルカット」の活動を続けながら、新店舗での営業再開を目指します。
そして将来的には、もっと多くの発達障害のお子さんとご家族をサポートできるよう、技術を磨き続けていきたいと思っています。
みなさんに必要とされ、喜んでいただける。
それが私の最大の喜びであり、原動力なんです。
「どうすればいいの…」そんな悩みを抱えるご家族へ
理解してほしい。抱えている大変さを
発達障害のあるお子さんのヘアカットで、こんな経験はありませんか?
- 「じっとしていられないから」と理容室で断られた
- 寝ている間に何とか切ろうとした
- 無理やり抑えつけながら家で切った
- カットの時間が親子共に苦痛でしかない
- 周りの目が気になって普通の理容室には行けない
そうした悩みや苦労、本当によくわかります。
多くのご家族が「どこでカットすればいいの?」「どうやって切ればいいの?」と途方に暮れている姿を見てきました。
感覚過敏で触られるのが苦手、音が怖い、環境の変化に敏感…。
一般の理容室ではなかなか対応が難しい特性を持つお子さんのカットは、ご家族にとって大きな負担になっていることでしょう。
「スマイルカット」があなたの味方です
「もう諦めるしかない」と思わないでください。
あなたとお子さんに寄り添う「スマイルカット」があります。
私たちの「スマイルカット」は、お子さん一人ひとりのペースを大切にします。
まずはご自宅への訪問からスタート。
慣れた環境で少しずつカットに慣れていくことから始めます。
そして徐々に施設でのカット、最終的には理容室でのカットへと、段階を踏んでサポートしていきます。
これまで多くのお子さんが、最初は怖がっていたカットが少しずつできるようになり、最終的には笑顔でカットを受けられるようになりました。
その過程で見せてくれるお子さんの成長と、ホッとした表情を見せるご家族の姿が、私たちの一番の喜びです。
まずはお気軽にご相談ください
「うちの子は無理かも…」と諦める前に、ぜひご相談ください。
カウンセリングシートに記入していただくこともできますし、公式ライン登録時にカウンセリングする事も可能です。
まずはお話を伺うだけでも構いません。
どんな小さな不安や疑問でも、遠慮なくお聞かせください。
ご自宅への訪問範囲は、三田市内や神戸近郊が多いですが、交通費をいただければどこへでも伺います。
お問い合わせ方法
- ホームページ:サカイヘアーサロンのホームページから
- LINE:ホームページから登録できます
- お電話:ホームページに記載の携帯電話番号へ
※現在は火災の影響で店舗の固定電話が使えないため、携帯電話でのご連絡をお願いしています。
特別オファー:初回カウンセリング無料
初めての方には、お子さんの特性や状況をお伺いする初回カウンセリングを無料で実施しています。
ご不安なことやご要望をじっくりお聞きし、お子さんに最適なカットプランをご提案します。
この2025年夏には新店舗もオープン予定です。
それまでの間もご自宅への訪問でしっかりサポートいたしますので、お子さんのヘアカットでお困りの方は、ぜひ一度ご連絡ください。
あなたとお子さんの「笑顔」のために、私たちができることがきっとあります。